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いつも心にはっぴーにゃんこ♪

『愛猫をもっと幸せにしてあげたい!』そのために飼い主として何ができるか、具体的に学びませんか?猫さんとの新しい暮らし方を提案する「Happy Cat」のブログです。

日本臨床獣医学フォーラム年次大会に参加して

      2015/08/23

こんにちは。
Happy Cat アドバイザーの坂崎清歌です。

先日参加したjbvpの年次大会の報告です。

動物病院での処置、その後、
家に帰ってから飼い主がする投薬などの際、
どうするのが動物のためになるか、
どういう対処法があるのか。

そんなお話を伺ってきました。

嫌がる動物を押さえつけて投薬することが
本当にその動物のためになっているか、
飼い主さんのためになっているか。

猫はそんな時もあまり攻撃行動をしませんが、
犬は噛んだりするので
問題として取り上げられやすいです。

でも、攻撃しないからと言って
猫が嫌がっていないなんてことはないですよね。

印象的だったのは、
実際に病気になってしまってからでは
食べものがご褒美にならないことがあるからこそ、
予防が大切だという話。

処置を嫌がるようになってから
その対処法を考え実行するよりも、
まだ嫌になっていない時に
予防的にトレーニングする方が
とっても簡単だと言うこと。

嫌になってしまったことに対処するには、
やる側の知識経験技術が必要になる。

でも予防なら普通の飼い主さんにもできる。
そんな事を聞かせていただきました。

犬への対応はしつけ方教室などでも
色々教えてもらえるかもしれません。

でも猫は?

猫もトレーニングすれば
ちゃんと受診動作を嫌がらないで
出来るようになるのに、
猫の飼い主さんがこう言ったことを
学べる場はほとんどないのが現状ですよね。

とても残念なことだと思っています。

(Happy Catではもちろん
トレーニング方法をお伝えしています)

猫のより幸せな生活を望むものとして、
猫のためにこう言ったことを
飼い主さんが学び実践するのが
より良い猫との暮らし方だ

と、声を大にして言いたいです。

猫のために何ができるか、今一度見直して、
猫にとってためになるトレーニングの必要性に
気が付いてもらえたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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 - トレーニング


Comment

  • さとう より:

    押さえつけて飲ませたり目薬をさすのは仕方が無いと思っていた昔の私に教えてあげたい。。
    猫達、もうすっかり嫌がるようになってしまってごめんなさい・・・

     
  • 西川 より:

    私も猫が嫌がるものはしょうがない、と思っていました。
    「予防する」という考え方、具体的な方法、これからしっかり
    自分の中に落とし込みたいなと思います。

     
  • ほそやじゅんこ より:

    仕方ない、って一番使いたくない言葉と自分でいつも思っているのに、病院に行く猫には仕方ないよと声をかけていました。
    猫との暮らしは全て予防に繋がるんだ!と気づけたのでもう猫には仕方ないは使いません!

     
  • すずきちえ より:

    “嫌になってしまったことに対処するには、やる側の知識経験技術が必要になる。”
    本当にそうだなぁ、と心に響きました。
    我が家の猫たちに対しても、いろいろと反省することがあるからこそ、
    早い段階でのトレーニングの重要さを痛感します。
    予防のためのトレーニング、それがゆくゆくは猫のためになるのだと広めたいものです。

     
  • なかたにょん より:

    病院では嫌がっていてもしっかり保定すること、を第一に教わりました。
    とは言えもちろん限度はありますし、間違ってはいないのだけど..。
    今はだいぶ変わってきているはずですが、まだまだそのようにしている病院も少なくないのではと思います。
    情報が更新され、実践されることの大切さを改めて感じました。

     
  • かとうまさみ より:

    シリンジを投薬で使うことになる前にシリンジを好きになってもらおうと思い、お湯でうすめたシャバシャバのチュールをシリンジに入れて飲ませています。

    シャバシャバでもチュールの威力は絶大で(原液チュールは来客の時にしかあげないので(;゚∀゚))、シリンジ=オヤツと思っている様子です。

     
  • さとうあいこ より:

    猫の暮らしの95%以上が家での時間なので、家で飼い主さんができることを増やしていくことが、猫のためになる。だから元気な時にこそ少しずつトライしてみることが大事なんだよなぁと気付かされます。

     
  • かおり より:

    処置を嫌がるようになってから
    その対処法を考え実行するよりも、
    まだ嫌になっていない時に
    予防的にトレーニングする方が簡単で
    知識経験技術の少ない普通の飼い主さんにもできる!!
    心に深く刻みます。

     

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