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いつも心にはっぴーにゃんこ♪

『愛猫をもっと幸せにしてあげたい!』そのために飼い主として何ができるか、具体的に学びませんか?猫さんとの新しい暮らし方を提案する「Happy Cat」のブログです。

猫との触れ合い方の考え

      2015/08/08

こんにちは。
猫のためのトレーニングを
お伝えしている教室 Happy Cat
アドバイザーの坂崎清歌です。

うちの子は人慣れの練習のため、
カート散歩中に興味を持って
声をかけてくれた人などにお願いして、
オヤツをあげてもらうようにしています。

実はその際、かなりの確率で
少し困った事がおきます。

オヤツをあげ終わった後、
「頭を撫でる」or「顔を近づける」
をする方が非常に多いです。

頭を撫でられるのはちょっと…

知らない人から触られるのが
好きな人なんていませんよね?

猫も同じです。

オヤツはもらっても、
触られるのは、基本的には
イヤだと思います。

知らない人に間近で見つめられるのは
どんな気分がするでしょう?

自分なら、間違いなく一歩かニ歩
後退して目を逸らすと思います。

「カートの中」という
逃げ場の無い状況にいる猫達にとって
それは「勘弁して」という状況だろうな
と想像できます。

「ハイファイブ」ならやってあげるよ!

うちの子の場合は、
人と触れ合えるように
トレーニングしています。

その場合でも、猫、自らが人に触る、
というようにしています。

そういう形なら、するもしないも
猫に選択権があるので、
猫の負担は少なくてすみます。

ちょっと待ってくれれば、
「ハイタッチ」などで
にゃんまるもちゃたも
触れ合えます。

トリック(芸)をやったらオヤツをくれる人だ!

「腕タッチ」してあげる!

そう認識すると、
自分からその人の方をしっかり見て
次の指示を待っています。

そしてどんどん色々な事を
進んでやってくれます。

(指示がなくても勝手にやったりするので、
うちではトリックの押し売りと呼んでいます:笑)

「オヤツをあげる事」「触れ合う事」を、
「別の事」と人間の方が意識して猫と付き合う。

そうすれば、きっと猫たちは
人間を受け入れてくれ易くなるのだろうなぁ
と感じています。

オヤツの後で撫でないで・・・

もし、他所の猫ちゃんと
触れ合う機会があったら、
ぜひ、何となくの流れで撫でるのではなく、
今自分が猫ちゃんに何をしてあげられるのか、
と考えて行動していただけたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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 - 予防トレーニング


Comment

  • Happy Cat より:

    コメントどうもありがとうございました。
    北千住のキャンパスには今年2度ほどお伺いしました。
    また上野原の方にもご縁があればと思っております。
    もし、お役に立てるようなことがありましたら、声かけてくださいね。

     
  • さとう より:

    猫がおやつを食べてくれると、カワイイ!と思ってつい撫でたりじっと見つめたりしたくなる、その気持ちはとても嬉しいので、おやつをくれた方の気分も損ねず、うまく猫と人がコミュニケーションを取れるようにはからえるようなスキルが欲しいと思いました。

     
  • 匿名 より:

    人に慣れさせたいのによかれと思ってつい触ってしまうのは
    もったいないなと思います。
    とはいっても私もついやってしまいがちです…。
    気をつけようと思いました。

     
  • 西川 より:

    人に慣れさせたいのによかれと思ってつい触ってしまうのは
    もったいないなと思います。
    とはいっても私もやってしまいがちです…。
    気をつけようと思いました。

     
  • ほそやじゅんこ より:

    無意識にナデナデしてしまっている人が多いなぁーといつも思います。
    猫はよけているのに更に手を頭に持っていく…恐怖ですね。
    選択肢は猫にある。これが常識になる日を目指します。

     
  • すずきちえ より:

    トリックの押し売り、に笑ってしまいましたが・・・
    触りたくなる気持ちもわかります。
    猫目線で考えれば嫌であろうことは想像できます。
    きっと大半の人はつい手が出てしまうのでしょうね。
    悪気がないだけになかなか難しい問題だと感じます。

     
  • なかたにょん より:

    考えてみると、わんちゃんの場合は比較的むやみに手を出さないでまずは挨拶して..という流れが浸透しているような気がしますが、ねこちゃんの場合はすぐに触りたくなってしまう人が多いような気がします。
    確かに私自身もその気持ちは分かります。
    でも、この差ってなんなんだろうなと思うと。。
    それにしても、トリックの押し売り(笑)
    先日私も生で拝見しまして、「お、おぉ!」と焦りながらも驚いて、笑ってしまいました。

     
  • かとうまさみ より:

    先日 弟がきた時に弟の肩に私の両手をかけヌッと顔を近づけてやりました。弟は「うぉっっ」と言ってよけたので「それが猫の気分よ」と言ったところ一旦は納得した様子でしたが「でも触りたいんじゃー!!」と言っていました。分かる!!

     
  • さとうあいこ より:

    まずは待つ。猫のペースに合わせる。

    おやつをあげて、それを食べてくれた時、褒めたくなってしまうのですが、そこで褒めたらおやつの意味合いが変わってしまいますね。 しかもその褒めるを、ナデナデでやるのは完全に人間の勝手になっちゃいますね。。。猫目線!!肝に命じないと。。

     
  • かおり より:

    おやつをあげることと、触れ合うこと、
    これはまったく別のこと。
    そして選択権は猫にある。
    なるほどです。
    トリックをツールにして
    やるもやらないも猫さんに選んでもらう。
    他者を含んだ環境設定って
    こんなふうにできるんですね!!

     

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