お薬も「美味しく」楽しく❣️投薬トレーニングのヒント

こんにちは。
Happy Cat アドバイザーの坂崎清歌です。

避妊手術を通じて感じた「投薬準備の大切さ」

避妊手術の一連の出来事から
学んだことは沢山ありました。
まず、手術をいつ行うか、
どんな準備が必要かの情報収集から始まり、
先生とのお話しを通じて事前の検査とその準備を整え、
いよいよ検査当日。
そして本番の手術の日。
キャリーやお出かけ（通院）の準備、
術後服（またはエリカラ）の練習、投薬の練習、
そして留守をしていた子との再会の準備など、
細かなことを挙げるときりがありません。

今回はその中から「投薬」に焦点を当ててお話しします。

想定外だった「投薬」のハードル

私は「避妊手術」そのものに気を取られ、
術後1週間も投薬が続く、という事に
手術当日まで思い至りませんでした(￣O￣;)

手術後お迎えに行った時に、
当然のように痛み止めと抗生剤を処方されました。
1日2回、一度に3粒！

これ、実は動物病院側にも問題がある、
と私は思っています。
術前の検査の時に教えてもらえていたら、
投薬練習の時間がとれたはず。
…わかってなかった自分が悪いんですけど、でも…って感じです(^^;;

術後服姿でしっかり抱っこされてるこいちゃん。

練習の成果で、無事に投薬完了！

・・・大変なことになった(ﾟoﾟ;;
とは思いましたが、実はみーにゃんズは
小さい頃から投薬の練習をしていたので、
実際にはそう困ったりはしませんでした(^O^)

こいちゃんの投薬の様子を動画でご覧ください。

この時は、大好きなカリカリと実際の薬を、
順番をごちゃまぜにして、次々と口に放り込むという作戦を取りました。

薬だけだと警戒されてしまいますが、
「今のはおやつ？それとも…何？？わかんないけどとりあえずパクッ」
となるように、テンポよく、ひと粒ずつ交互にポイポイッと。

これなら、猫さん本人にも「何を飲み込んだのか」が分からず、
ストレスも最小限に抑えられます。

何粒目が薬で、どれがカリカリだったか…実は私も覚えてません(*≧∀≦*)

投薬中のひとコマ。されるがままのこいちゃん、その姿に思わずニッコリ。

成功のカギは「事前の練習」でした

今回の投薬がうまくいったのには理由があります。
それは、去年の6月、まだみーにゃんズが生後2ヶ月の頃から
「投薬練習」を少しずつ始めていたからです。

当時の様子がこちらの動画です。

初めての練習でお互いぎこちないけれど、
口に何かを入れられることへの抵抗感をなくす、大切な一歩でした。

がんばってお口を開けているもーちゃん。よく頑張ったね！

今も続けている“練習オヤツタイム”

投薬の必要がない時でも、
オヤツを使った「練習タイム」は続けています。

今も「オヤツ欲しい！」と来たタイミングで
「お薬の時間だよ〜♪」と声をかけて、
カリカリをポイっ♪
「いい子〜」と褒めてもう一粒。

こうした“なんでもない時の練習”が、
いざという時の安心につながります。

「備えあれば憂いなし」

猫さんと暮らしていたら、投薬が必要になる場面は
いつか必ずやってきます。

それが“いつでも大丈夫”になるように、
これからも、楽しく・美味しい「投薬練習」を
みーにゃんズと一緒に続けていこうと思っています。

避妊手術も投薬も乗り越えて、
仲良くお昼寝中のこいちゃんともーちゃん
安心してこんな風に寄り添える姿を見ると、
頑張ってよかったなぁとしみじみ思います(^^)