ちょっとの努力でも、認めて感謝しよう♪
2015/09/11
こんにちは。
猫のためのトレーニング教室
「Happy Cat」アドバイザーの坂崎清歌です。
昨日の「努力に見合った報酬」は
猫との生活においても大切なことだと思っています。
その子がそれをするために
どれくらい頑張ったのか、
その時の報酬はどの位のものを、
どの位の量あげるのが適切か
判断するのは、結構難しいものです。
同じことをするにしても、
周りの状況や本人(本猫、本犬)の
状態によって難易度は違ってきます。
普段一緒にいない人間には、
その子がどの程度頑張ったのか
判断するのはほぼ無理
と言っていいかもしれません。
分かってあげられるのは、
やっぱり一番近くでいつも見ている飼い主でしょう。
難易度の見極めとそれに見合うご褒美、
それを飼い主が分かってあげる事ができれば、
猫との信頼関係はぐっと増すと思います。
でもそんな事「意識してみましょう」
と言われても、初めは難しいと思います。
まずは何でもないことだと思っている
家の中のルールを見直してみましょう。
トイレをちゃんと使ってくれた時、
爪研ぎで爪を研いでくれた時など、
普段当たり前に思ってしまっていることでも、
猫がルールを守ってくれていることにもう一度気が付き、
感謝することからはじめましょう。
ちゃんと守ってくれている猫に、
まずはご褒美をあげてみてはいかがでしょうか?
お読みいただき、ありがとうございました。
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こんばんは
ご褒美によるしつけって、一歳半を過ぎた大人のネコでも有効なのでしょうか?
うちの子は一歳半になるんですが、我が家に来てからずっと座椅子で爪を研ぐ癖があって、なかなか治らないんです
爪とぎも使うんですが、圧倒的に座椅子で研ぐことの方が多いですね
きちんと爪とぎを使った後にご褒美をあげれば、改善する可能性はあるのでしょうか・・・?
こんにちは。
コメント、どうもありがとうございます。
> ご褒美によるしつけって、一歳半を過ぎた大人のネコでも有効なのでしょうか?
何歳でも有効ですよ。
私がトレーニングを始めた時、にゃんまるは6歳半ぐらいでした。
にゃんまるは生後半年くらいまで野良ちゃんでした。
でも今では、クリッカートレーニング大好きっ子ですよ♪
但し、今回私のお伝えしたかった事は「やってくれていることに感謝しましょう」であって、「やめて欲しいことを何とかするための対処法」ではありません。
これは全く別のことなので、行動に対する考え方、トレーニングの仕方、おやつの使い方など、色々なことが違います。
> きちんと爪とぎを使った後にご褒美をあげれば、改善する可能性はあるのでしょうか・・・?
可能性という事であればないとは言えませんが、それだけではキビシイと思います。
座椅子でどうしてもさせたくないのであれば、一時的にでも座椅子で爪研ぎをすることを物理的に出来なくした方がいいでしょう。
その間に爪研ぎを使う事をご褒美で教え、しっかり習慣にしてあげます。
爪研ぎの用意の仕方などもポイントになります。
残念ながら、ちょこっとのアドバイスで改善する可能性は低い、というのがとらにゃんの現状だと思いますが、それでも爪研ぎで爪を研いだらご褒美をあげて欲しいと思います。
猫は自分勝手で気ままな動物、と言われることがありますが、
改めて考えてみると、私たちの暮らしに色々合わせてくれていて、楽をさせてもらってるなあと思います。
前回のコメントに「その子にとっての難易度を知る事が難しそう」と
書きましたが、今回のブログがそのヒントになっていました。
ルールを守ってくれた時にご褒美をあげるタイミングも大切ではないかと思いました。
悪いところにばかり目がいって、良いところは当たり前と思ってしまいますね。
猫との暮らしには必ず終わりが来ることを頭に入れておくと、日々の何でもないことも感謝だなと実感します。
その時の状況や個体差をしっかり見極めて、
どのくらい頑張ってくれたのか、わかってあげられるようになりたいです。
まずはトイレも爪研ぎも当たり前のようにしてくれている我が家の猫たちに、
今日帰ったら「ありがとう」と伝えたいと思います。
ナイスにゃ~
先日たまたま、いつもはしていることを違う場所でしようとしたら猫がすごく戸惑ってしまった、ということがありました。
まさに2枚の画像のような状況です。
当然できること、と思っても彼にとっては様々な要素が組み合わさって、その上での行動だったんだということ、そしてそれに気付けたのは普段から見ていたからこそだったんだと、このブログを拝見して気付きました。
いいねえ♪
みんながおトイレをした後にごほうびカリカリを一粒あげています。
おトイレが終わると私を見上げるようになったので「できたよ」と言われているような気持ちです。
ナイスにゃ~
そっかぁ、、、。当たり前のようにやってくれていることに、ありがとう!えらいね!すごいね!をご褒美で分かるようにしてあげないといけないですね。褒めてあげるって嬉しいことだし、やってみます!
いい子♪
うちの子がはじめて家にやってきた日、
ご飯も食べられず、お水も飲みませんでした。
おしっこも相当我慢していて
してくれた時の安堵感を今も覚えています。
あの日を思うと本当にすべてが感謝ですね。
わかりやすいご褒美という形でも、
たくさんありがとうを伝えたいです。
いいねえ♪