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『愛猫をもっと幸せにしてあげたい!』そのために飼い主として何ができるか、具体的に学びませんか?猫さんとの新しい暮らし方を提案する「Happy Cat」のブログです。

「猫が100%病気と向き合える準備」が飼い主にできること

      2015/08/09

こんにちは。
Happy  Catアドバイザーの坂崎清歌です。

オヤツを堪能しているうちに
だいきちの診察は無事終わり、
マイナスの感情を起こすことなく、
病院をあとにすることができました。

帰りは少し寄り道をしたのですが、
その時はご機嫌で外の景色を見て、
以前のようにドライブを楽しむ余裕が
出てきたようでした。

だいきちの横顔

猫に通院に慣れてもらうのは
なかなか大変なことです。

でも、いざ病気になって
体調が良くない時に「通院」と言う、
慣れない刺激にまで晒されるのは
猫にとってとてつも無く大変なことです。

元気な今だからこそしてあげられる事、
それが、通院や人慣れ、車慣れ
触診、投薬などのトレーニングなのです。

病気は飼い主には治せません。

病気と闘うのは本人(猫)です。

飼い主にしてあげられるのは、
「応援」だけなのです。

試合当日だけ応援席から応援するのではなく、
普段の練習の時から近くで見守り、気遣い、
本当の意味で寄り添って応援する。

だいちゃんロックオン

飼い主にできることは、
普段の何でもない時にどう備えるか、
猫が病気と闘う時に100パーセント、
「病気」と向き合ってもらえるようにする。

それが、飼い主にできる
「応援」ではないでしょうか。

キャリーがイヤ、通院がイヤ、
投薬がイヤ、知らない人(獣医さん)がイヤ…

それでは病気以外のものとまで
闘わなくてはならないことになります。

元気な今だからこそしてあげられる事、
ぜひ、考えて欲しいと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。

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 - 予防トレーニング


Comment

  • ai より:

    調子が悪いだけで、普段平気なものも不安ものになることもありますよね。
    心臓の病気の場合は、尚更ビックリさせないなど配慮をしてあげたいです。
    それには、日々考えられうるストレスの対象を減らしてあげる、通院時に触れることが想定されるもの(キャリー、車など)に慣れさせてあげることが必要だと思います。

     
  • 匿名 より:

    初めまして。なるほどな、と感心しました。猫ちゃんは病院では不調を隠す事が多く、また診察や投薬の際には飼い主様や獣医師に危険が伴う場合があります。そういった状況に普段から慣れてもらうということは、確かにとても重要な事かもしれませんね。
    未病で防ぐ、あるいはQOL向上ということにも繋がってくる考えだと感じました。

     
  • Happy Cat より:

    コメント、どうもありがとうございます。
    獣医師の方でしょうか?
    飼い主としてうちの子のためにできること、それを考え学んでいるうちにこう思うようになりました。
    いきなり病院に慣れるように、と言っても現実的ではないと思います。
    ですが「100できるようにならないなら1もやらない」というのは違うと思っています。
    はじめの一歩を踏み出してもらうためにも、こういう考え方もあるということを知っていただけたらと思っています。
    現在、猫の飼い主にとって獣医さんはアドバイスをくれる唯一の存在です。
    ぜひ獣医さんから「こんな考えもあるよ」ということを広めていって欲しいと思っています。

     
  • 西川 より:

    元気な今だからこそしてあげられる事。
    単に人との暮らしに馴れてもらうだけでなく、
    猫のために何ができるかは人が常に考えておくべき事だと
    思います。

     
  • ほそやじゅんこ より:

    この記事を読んで、セミナーを受けようと決めたのを思い出しました。
    私が一番近くで応援してあげなければ、猫たちの敵は増える一方です。何もしなければ、私さえも敵になってしまいます。猫たちの周りは味方だらけと思える人生を送って欲しいのでこれからもできる事を一歩づつ続けて行こうと思います。

     
  • にしだかよ より:

    病院に行かなくてはならない時が必ずきます
    それは、深刻な病気ではなくてもワクチンの時とか、ちょっとした不調の時など
    体の不調に加えて精神的なものまで受けなければならないなんて、
    元気な時から準備できること、完璧には出来なくても、少しでもちょっとずつでも意識して踏み出して行くことが大切に思いました。

     
  • なかたにょん より:

    病院に連れていくのは大変、でもそれではいけないんだよね、と考える人は多くてもここまで掘り下げて考える機会はまだあまりないのかと思います。
    もっとたくさんの方、特に業界の方にもこういう考えが当たり前になるようになるといいなと思っています。
    そのためにも自分が常に意識して、確信をもって彼らとの毎日を過ごしていきたいです。

     
  • かとうまさみ より:

    最近通院していて何度も通ううちに獣医さんの手に引っ掻き傷があることに気づきました。どの先生の手にも傷があり、動物も飼い主も獣医さんも全員が闘っているのだなと思いました。普段のトレーニングで慣らしてあげることができるならやらなければダメだと実感です。

     
  • すずきちえ より:

    飼い主にしてあげられるのは「応援」だけ。
    ストンと響きました。

    普段から常に応援して一緒に歩んでいくことが
    本当に本当に大切なのだと感じました。

     
  • にしだかよ より:

    この記事、良いですね。
    読み返して、涙が出てきました。

     
  • さとうあいこ より:

    わたしの中で一番心に刺さっている記事です。この記事があったから、坂崎さんのところで勉強しようと思いました。
    もっともっとこの考え方を動物病院に広げていきたいです。
    目薬のトレーニングのところにも書きましたが、猫さんの闘病を応援する飼い主さんが初めてで緊張いっぱいのままだと、猫さんが安心して病気と戦えないですものね。
    飼い主さんを最高の応援団に変えるために動物病院の役割は甚大だと思っています。

     
  • かおり より:

    100の内たとえ今は1しかできていなくても
    その1の分の恐怖は取ってあげられる。
    ゼロか100か、極論ではなく
    ひとつひとつ向き合った分だけ猫に安心をあげられる。
    車で出かけるのも、シッターさんに馴染みになってもらうのも
    体を撫でるのも、体重を測るのも、
    怖くない美味しくて楽しい経験にする機会をとらえて
    積み重ねていけば、きっと10、20と積み重なっていくんですよね。
    そう願いながら続けていきます。

     

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