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いつも心にはっぴーにゃんこ♪

『愛猫をもっと幸せにしてあげたい!』そのために飼い主として何ができるか、具体的に学びませんか?猫さんとの新しい暮らし方を提案する「Happy Cat」のブログです。

「ノロ」の思い出

      2015/08/09

こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

「ノロ」(多分)にやられてダウンし、
しばらくお休みしましたが、やっと復活です!

うーん、でもまだ
「何でもモリモリ!」は食べられない・・・

「ノロ」と言えば、高校の時、
「野呂先生」という先生がいました。

私は野呂先生の担当教科が大の苦手でした。
ついでに先生のことも苦手でしたねぇ(苦笑)

でも仲の良かった友人達には人気がありました。
先生の「声」が良いって(笑)

私がその教科を苦手としていたのは、
野呂先生のせいではありません。

多分誰が担当してくれても、
苦手なことに変わりなかったと思います。

そして野呂先生は、
友人たちに人気があったように良い先生で、
私が先生を嫌いになるような「何か」が
あったわけではありません。

今考えると、これってただ単に
【「苦手教科」と「野呂先生」がいつも一緒に存在するので、
先生のことも苦手になった】

ってことなのかなって思います。

(この現象はいわゆる「古典的条件づけ」
(パブロフの犬)と言われるものですね)

日常の様々な事って、こんな単純な事で
好きになったり嫌いになったりしている事、
多いんですよね。

猫の日常の中でも、
「初めは特に嫌いでなかったモノゴトが、
いつも嫌なモノゴトと一緒に存在するから嫌いになる」

またはその逆で、
「好きなモノゴトと一緒に存在するから好きになる」
という事が、
こちらの意図とは関係なく起こっているんです。

「苦手にならなくてもいいものを苦手にしてしまっている」
そんな可能性もあるんですよね……

そう考えると、飼い主が先回りして
「色々なモノゴトを好きなモノゴトと
一緒に提示してあげる」

と言うことが、
猫にとって大切な事なんだなぁと、
改めて思います。

ちょっと面倒臭いかもしれないけど、
それが猫の苦手を作らない事に繋がる。

そう思ったらやる意味ありますよね。

「うちのコの好きなことを増やしたり、苦手なものを作らない試み」

そんなものに興味を持っていただけたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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 - 生活


Comment

  • にくにく より:

    こんにちは。
    元気になられてよかったですね。

    我が家にきてからずーっと触られるのが怖くて
    いつもさっと身をかわし続けていたとらちゃん♂も
    ここ1週間で急に触らせてくれるようになりました。

    撫でるとスリスリしながら膝にのぼりゴロゴロ・・・
    あんなに苦手だったパパが触っても大丈夫になって
    なんと抱っこもOKに。

    可愛いし、嬉しいし、喜ぶ一方で、あまりの豹変ぶりに
    「いったいどうしちゃったんだろうね???」
    とみんなで首をひねっています。

    「苦手」→「好き」の条件付け。
    とらちゃんにとっては何だったのでしょう?

    撫でられてオヤツがもらえた・・・
    撫でられたらすごく気持ちよかった・・・

    う~む、謎です。

     
  • Happy Cat より:

    コメント、どうもありがとうございます。

    とらちゃん、どういう心境の変化なんですかねぇ?
    聞いてみたくなっちゃいますね。

    > 撫でるとスリスリしながら膝にのぼりゴロゴロ・・・
    > あんなに苦手だったパパが触っても大丈夫になって
    > なんと抱っこもOKに。

    パパさんも嬉しいでしょうね~♪
    おめでとうございます!(笑)

    > 撫でられてオヤツがもらえた・・・

    これは重要ですね!
    オヤツをあげてから撫でる人は多いけど、撫でてからオヤツをあげる。
    とっても大切なことです。
    ぜひ今後も続けてあげてください。

    撫でられる=オヤツがもらえる(嬉しいことが起こる)

    そうとらちゃんに思ってもらえていたら、素晴らしいですね。
    はじめは「オヤツがもらえる」かもしれないけど、それがいつのまにか

    撫でられる=オヤツがもらえる=嬉しいこと
    撫でられる=嬉しいこと

    になっていくはずです。
    (もうなってくれたのかな?)
    そうすれば、とらちゃんは触られることがきっと大好きになり、いろいろなケアも受け入れてくれやすくなると思いますよ。

     
  • ai より:

    ノロから野呂先生、面白いです。
    新規のモノは最初から苦手にしない、苦手になってしまったものは良くしてあげる。
    猫がストレスを感じることが少なくなるよう、日々心がけたいと思います。

     
  • 西川 より:

    大学にいる子の場合、抱っこが嫌いになってしまった子がいます。
    ごはんもあまり好きではない子なので、そうした子には
    まず好きな物を増やす事、(探す事も必要でしょうか)
    それと抱っこを一緒に提示してあげればいいのかなと考えました。
    抱っこという動作の何が嫌なのかも考えてみたいです。

     
  • さとう より:

    嫌いなモノゴトが嫌いなモノゴトを増やすのであれば、嫌いなモノゴトが増えれば増えるほど、さらに嫌いなモノゴトが増えやすくなるということになるので、
    早いうちから、嫌いなモノゴトを増やさず、好きなモノゴトを積極的に増やすことを心がけることが大事なのではないかと思いました。

     
  • ほそやじゅんこ より:

    嫌いになってしまった物や事を克服するのも、嫌いにさせないように私たちが配慮しないと猫にばっかり負担になりますね。
    野呂先生もまさかそんな理由で苦手なんて…と思われるかもしれませんね(苦笑)

     
  • すずきちえ より:

    ノロから野呂先生、そして古典的条件付けへの話の流れが絶妙です!

    人はそんなつもりがなくても、猫は嫌な思いをしている、
    無意識に嫌いなモノゴトを作ってしまっていることが
    実はわりと多いのではないかな、と感じます。

    ・苦手を作らないこと
    ・好きなものを増やすこと

    を意識してすべての猫たちと接していきたいです。

     
  • なかたにょん より:

    とても分かりやすい例えでした!
    こうやって自分でも身近なことに置き換えて考えると良いんだな、と思いました。
    そして、同時に長男がまさに条件付けで嫌いになったんだな..と思い起こさせられる出来事も頭に浮かびました。。

     
  • かとうまさみ より:

    『ぺ』は抱っこが嫌いです。過去どんな条件付けがあって抱っこが嫌いになったのか考えてしまいました。でもこれからは抱っこが好きになる条件付けをしていけばいいんですね。抱っこができたら爪切り=おやつの条件付けもできますね。夢が広がる!!

     
  • さとうあいこ より:

    好きなモノであるおやつを、母の手からもらうことと繋げて、もっといろんなトレーニングがしやすい状態にしていかないと、、、ということで、ドライはお皿からのご飯を控えていこうと思います。

     
  • かおり より:

    色々な物事を好きなものと一緒に提示してあげる。
    新しいもののイメージを良いものにすることが
    新たな苦手を作らないための予防になるんですね。
    繊細な猫さんの身になってあげたいなぁって思いました。

     

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