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いつも心にはっぴーにゃんこ♪

『愛猫をもっと幸せにしてあげたい!』そのために飼い主として何ができるか、具体的に学びませんか?猫さんとの新しい暮らし方を提案する「Happy Cat」のブログです。

ゆっくり微調整♪

      2015/08/09

こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

来客トレーニングの話、まだ続きます。

最終的に「適度に好き」を目指すなら
何も「大好き」にしなくても
最初から「適度に好き」に
なるようにすればいいのでは?
と思われるのは当然です。

ですが、
中途半端に加減して「大丈夫」にすると
ほんのちょっとした事で
また「苦手」に逆戻りする可能性が
とても大きいです。

来客に「馴らす」ために
「経験させる」というやり方をした場合、
上手くやれば「大丈夫」になります。

でも、来客がほんのちょっと
イレギュラーなこと(例えばクシャミとか)
をすると、簡単に元の木阿弥になったり
場合によってはより怖くなったりします。

そして下手な方に転んで
怖くなってしまうようなことになると
もう、簡単には取り返しがつかなくなります。

この箱に触る2

だからまずは「大好き」にするのです。

一度「大好き」になってもらえば、
かまってもらう頻度、オヤツのランク
など変更していくことが可能です。

興奮しないでいられるように、
関係ない時には寝てられるように、
「大好き」を「適度に好き」に
ゆっくり微調整していきます。

長々と来客トレーニングについて
書いてきました。

猫のストレスになるものとして
様々なものが考えられますが、
来客のトレーニングは
ぜひともしてあげて欲しい事の一つです。

これは協力してくれる人が必要な
大変なトレーニングなので、
やりたいと思ってくれる人が増えて、
多くの猫好きさんが協力し合って
猫のために取り組んでもらえたら嬉しいと
前々から思っています。

興味のある方はぜひご一報ください。

お読みいただき、ありがとうございました。

 
 

 - トレーニング


Comment

  • ご挨拶が遅れました。
    今年もよろしくお願いいたします。

    来客トレーニングのお話、とっても興味深いです。
    私の場合は… 
    お客様が来たら美味しいものをもらえる → 嬉しい
    という単純なことでしか思いつきません。
    まぁ、それでも以前よりはだいぶ慣れてきたようですが。
    (以前は、押し入れに籠ったまま全く姿を見せませんでした)
    美味しいおやつをもらえば、さっさと別の部屋に行ってしまうのですが…
    それでもお客様を呼ぶことは大事だと痛感してます。

    これからもお話楽しみにしております。
    よろしくお願いします。

     
  • Happy Cat より:

    コメント、ありがとうございます。
    こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

    基本はお客様が来たら美味しいものをもらえる  ➡  嬉しい
    で問題ないですよ。
    押入れにこもったままは可哀想ですよね…
    だいぶ慣れてくれたとのこと、良かったですね。
    トリックで一緒の遊ぶことを猫が覚えてくれると、自分からお客様にコミュニケーションを求めるようになるので、「食べたら終わり」ではなくなります。
    そのためにもクリッカートレーニングは有効なんですよ。

     
  • ai より:

    猫にとっての恐怖・嫌いと好きは分度器のようなものですよね。
    中途半端に好き(右側)にさせていると、ちょっとしたことですぐに左側の嫌いに転げ落ちてしまう。
    そうならないように、大好きにしておくことは重要だと思います。

     
  • 西川 より:

    トレーニングは単に苦手なものを大丈夫にする、ここまでやれば大丈夫だろうと考えるのではなく、その子が大丈夫になれるように少しずつ大丈夫な経験を積む中で、その先も考える事ができるものだと改めて感じました。その子にしてあげられる事が何か、考えさせられました。

     
  • ほそやじゅんこ より:

    トレーニング=克服、好きになってもらう
    と考えてしまっていましたが、場合によっては適度に好きになってもらう事で負担が減らせると知りました。大好きになっている姿を見るとつい嬉しくなってしまいますが、もっと先まで考えて取り組んで行こうと思います。

     
  • かとうまさみ より:

    大好きになってもらう理由に納得です。元の木阿弥&前より怖くなってしまうかもしれない恐怖を通院のたびに私が感じています。

    来客トレーニングに協力してくれる人が欲しいです。きちんと説明してもその通りにやってくれる人は身近だとなかなかいないし(親しい分つい猫に手が出てしまうように思います。弟と母のことです)身近じゃない方は呼べないしで悩みどころです。

     
  • にしだかよ より:

    大丈夫と思っていても、案外だめだったという経験があります。その時の「大丈夫」は、結局あやふやでたしかではなかったのです。なので、大好きから引いてゆくという発想に納得するところがありました。

     
  • なかたにょん より:

    >中途半端に加減して「大丈夫」にすると
    ほんのちょっとした事で
    また「苦手」に逆戻りする可能性が
    とても大きいです。

    ここ、ものすごく大切ですね。
    特にしっかり身に付けておきたい考え方です。
    きちんと自分が理解して、説明もできて、そして正しい形での協力をお願いできるようにならなくては。。

     
  • さとうあいこ より:

    自分とムンタとのやり取りは、まだ大好きまで行っていないのだということを痛感します。
    ちょっと好きとかちょっと嬉しい くらいだと、すぐ、 無くても大丈夫 のレベルに落ちちゃいますね。
    心の底から大好きーーー!嬉しい!ってなってもらえるように人間側のトレーニングです。

     
  • かおり より:

    なかたさんの書いてらっしゃるように
    正しい形での協力がお願いできるようになることがとても大切だと思いました。
    正しい形での協力って具体的に何なのか
    それは、目の前の猫によっても違ってくることなので
    きちんと観察して見極められる
    そして具体的に言葉にしてお願いできること。
    来てもらう前に、たくさん考えなければですね。

     

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