体重計が友達になるまで②

2020/11/24 2020/11/24

こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

前回の続きで、
獣医師の佐藤藍子さんが
書いてくださった記事のご紹介です。

うちの子たちの体重計写真大放出♪
＆ムンタくんを探せ(=^・^=)

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体重計が梱包材から出てきた時、
何が起こるか分からないムンタは
遠くから見ていました。
きっと99.5%の不安な気持ちと
0.5%の好奇心を抱えていたことでしょう。

そこで、まずは体重計を
リビングのひらけた場所に
置きっぱなしにしました。
そして毎日その近くで
大好きなオヤツをあげて、
ムンタが体重計を見ようが、
体重計に触ろうが何も起こらず、
美味しいものは手に入るという場所にしました。
体重計の近くでオヤツが食べられたら、
体重計の上にもオヤツを置きました。
ここで、
私とムンタがクリッカートレーニングを
楽しむことができていたら、もっとうまく
ムンタに体重計が安全なものだと
教えてあげることができたなぁと反省しています。
（是非クリッカートレーニングの記事も
読んでみてください！）

そのうち、
体重計はただの低い踏み台
くらいに認識されたのか、
自分で上に乗っていることが増えてきたので、
『そろそろ測れるかも！』
という期待を込めて、
ある日体重計の近くで手から
オヤツを食べさせながら
スイッチを押してみました。

【ピッ♪】
ムンタは怪訝な顔で立ち去りました。
大失敗です。音は怖かったよね。
ごめんよーーー。

幸いその後も体重計を嫌いにはならず、
相変わらず勝手に乗っている様子もあったので、
体重計の『近く』で
オヤツを食べてもらいながら
スイッチ音を何度も聞いてもらいました。
『ピッ♪』に反応しなくなったところで、
ある日ムンタが体重計の近くにいた時に、
スイッチを入れて、
体重計の上にオヤツを乗せたら、
ムンタが体重計に乗って
おやつを食べてくれたので数値が出ました！！

体重が分かったおかげで、
目指す値がはっきりして、
食事管理のおかげもあって、
ダイエットに成功しました。

そんな体重計は、
今ではお気に入りの場所のひとつですが、
心から思うことは、
【私の幾度もの失敗にも関わらず、
体重計を嫌いにならないでくれて良かった】
ということです。

猫にとって、新しいモノの導入や、
普段と違う飼い主のテンションは
違和感の塊ですから、
もっと配慮しないといけなかったなぁ
という、結局は反省文です（＾＾；）

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受講してやってみる！
この姿勢はとっても大切ですが、
やる前に、しっかり考える。

このやり方で猫さんの負担にならないかな？
もっと準備しておくことはない？
何に気をつけて取り組めばいい？

猫さんと楽しく取り組めるように
【考えるという準備】もする習慣を
持ってもらえればと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。

- 健康

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Comment

ののちゃんのママより:

2020年11月25日 12:36 PM

以前に横浜市の猫カフエで、お会いしました。その時にクリッカートレイニングを教えて頂いたものです。　
体重計の記事を読んでコメントいたします。
うちの子はちゅーるを舐める事で毎朝体重計に乗ってくれます。それも自分から進んで乗ってくれます。猫さんに何かしてもらう方法を教えて頂いた事がとても役に立っています。その折には大変お世話になりました。
- Happy Cat より:
  
  2020年11月25日 7:05 PM
  
  コメント、とっても嬉しいです❣️
  どうもありがとうございます。
  体重計に毎朝乗ってもらっているなんて、素晴らしいですね
  オヤツを上手に使えば体重を測る時間が猫さんにとっても楽しい時間になって、みんなはっぴーですよね♪
さとうあいこより:

2020年12月7日 3:12 PM

ムンタとの取り組みへの反省文が、みなさまのお役に立てますように！
分かるとできるは全然違うということを日々実感します。
- Happy Cat より:
  
  2020年12月7日 9:08 PM
  
  記事提供、どうもありがとうございました(^^)
  本当にそうですね！
  知識があっても、いくら考えてみても、実際にやってみるといろいろ想定外があったりするし
  でもそれは【相手】のあることだから。
  取り組みは常に、《独りよがりにならないように》を心がけたいですね